記事一覧

県立農大生3人が地元での農家実習を終える

 






2017/11/03 09時06分配信 - 産業・経済 -

 2017年度沖縄県立農業大学先進農家派遣実習の終了式が2日、 県宮古合同庁舎で行われた。 今年度はいずれも宮古島市出身の川満琉平さん (果樹専攻) が大嶺ファーム、 上原大知さん (肉用牛専攻) が農事組合法人ピンフ、 前泊奈美さん (同) がJAおきなわ宮古地区畜産振興センターで9月末から約40日間の実習を受けてきた。
続き
 終了式では県宮古農林水産振興センター農業改良普及課の名嘉真清美課長が 「実習期間中は受入れ先の技術だけでなく、 経営者としての考え方も学ぶことができ、 卒業後の進路も明確になったのでは。 今年は全員が宮古出身。 将来は先輩と同様に地元で頑張ってほしい。 農林水産振興センターでも就農を支援していきたい」 とあいさつ。
 マンゴー栽培を実習した川満さんは 「上地さんの栽培を見ていて、 考えて行動に移すことが大切だと思った。 大規模経営、 6次産業化を間近で見てすごく充実した実習だった。 来年は宮古へ帰る予定」 と話した。
 肉用牛の飼育を実習した上原さんは 「宮古で総合的に学べる場所があって良かった。 子牛の時から目を配り、 母牛1頭1頭に気持ちをもって接していた。 重機の扱いもていねいだった。 自分も将来は農家になって宮古のために頑張りたい」 と感想を述べた。
 肉用牛の繁殖、 肥育、 と畜、 販売までを学んだ前泊さんは 「どこもすごく楽しく逆に就職に迷っている。 畜産はきついと聞かされたが、 地元のこんな身近に知らない世界があって勉強できた。 来年3月までにきちんと就職先を決めたい」 と話していた。
 受入れた大嶺ファームの上地登さんは 「これからの宮古農業はとんでもない可能性を秘めている。 高齢化や人口減少も進んでいるが、 人の基本は食べることであり、 農業は一番強くなれる。 だが怠ければどうにもならない」 と激励した。
 ピンフの大嶺憲司さんは 「一番教えたかったことは牛に対してどう接するか。 技術は経験で身に着くが、 ちゃんと接しなければどんな技術があっても牛はうまく育たない。 宮古に戻って一緒に働けることを楽しみにしている」 と話した。
 JA畜産振興センターの上里哲也さんは 「各実習先でとても好奇心旺盛にたくさん質問をしていたと聞いた。 農業大学での2年間の勉強、 今回の研修を生かして良い就職につなげてほしい」 と期待を寄せた。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 18128-1.jpg
先進農家派遣実習を終えた (前列左から) 前泊さん、 上原さん、 川満さん=県宮古合同庁舎

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加