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長濱さん宮古馬講座「保存には100頭必要」

 






2017/10/17 09時01分配信 - 文化・芸能 -

 市立平良図書館北分館の 「郷土の歴史と文化」 講座が14日、 同分館2階会議室で行われた。 市史編さん委員の長濱幸男さんが、 日本在来馬で県指定天然記念物の宮古馬の起源や歴史などについて講話。 現在は47頭で目標だった保存集団数に達しようとしているが、 集団維持には100頭は必要と主張し、 飼養者の助成強化や県立公園への牧場設置、 保存会事務局体制の強化などを提言した。
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 長濱さんは琉球馬が中国との朝貢貿易の重要な貢物だったが、 ハブが生息せず原野の多い宮古島は馬の一大生産地で王府からの在番官も馬の専門家が多かったなどと歴史的な役割を説明。 琉球競馬はほぼ宮古馬だったという。 国内の在来馬が日露戦争後の軍馬生産に伴う馬匹去勢法で淘汰されていく中、 宮古では反対運動が起きて適用除外地となったため在来の宮古馬が存続したことなどを詳しく解説した。
 保存に関しては天然記念物の指定理由に文化遺産としての重要性、 遺伝子資源の保存が記載されていることから 「繁殖能力の問題だけでは除外要件にならない。 保存集団が小さ過ぎると遺伝的におかしくなる。 県も100頭を目標としている」 と述べた。
 参加した宮古馬の飼養関係者は現在の課題として 「エサ代が少ない。 近親交配を避けるためオスとメスを離して飼う必要がある」 などを挙げていた。

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郷土の歴史と文化講座で宮古馬について説明する長濱さん=14日、 市立平良図書館北分館

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