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下地島空港旅客ターミナル施設が起工

 






2017/10/12 09時07分配信 - 産業・経済 -

 下地島空港国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業を計画している三菱地所 (東京、 吉田淳一社長) は11日、 旅客ターミナル施設整備に着手した。 同日、 伊良部佐和田の空港内で同社及び施工業者、 国、 県、 市関係者が出席して安全祈願祭が執り行われた。 開業は2019年3月を予定しており、 国際線及び国内線 (LCC=格安航空会社) の就航、 プライベート機受け入れを実施する。 県が進める下地島空港・周辺用地利活用事業で事業が本格化するのは、 これが初めてとなる。
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 整備開始に当たって同社の谷澤淳一専務は 「宮古空港と連携し、 下地島空港は主にLCC、 アジア系の国際線を誘致し、 島全体の発展に寄与できると確信している」 と述べるとともに、 「宮古諸島の観光客は飛躍的に伸びている。 今後の発展性を考えると立派な滑走路を使い、 地元の観光にも寄与できる」 とし、 開業初年度の旅客目標を5万5000人と想定していることを明らかにした。
 航空会社の誘致については、 国際線で台北、 香港に続いて将来的にはソウルと上海も含め中期的に1日4便の就航を掲げた。 国内線は宮古空港に就航していないLCCの拠点空港となっている成田、 関西、 中部を挙げた。 また国内では数少ないプライベートジェット機の受け入れに向けて協議を進めているとした。
 さらに同社は平良久貝地先のトゥリバー地区の約13㌶の土地でリゾートホテル開発を進める予定で、 谷澤専務は 「需要を創出するという意味でのリゾート開発と、 それを受け入れる空港で相乗効果が得られる」 と述べた。
 ターミナル施設の敷地面積は3万1580平方㍍、 施設面積は1万3840平方㍍。 地上1階建てでRC (鉄筋コンクリート) 及びCLT (直交集成板) 造り。 設計は日建設計、 施工は國場組・大米建設特定建設工事共同企業体。 安全祈願祭では、 神事で祝詞奏上や清め払いに続いて、 谷澤専務、 日建の妹尾賢二九州代表、 國場組の玉城徹也社長がくわ入れした。
 事業に当たって同社は、 国際線機能を整備することで宮古諸島の国際的リゾート地への成長に貢献するとともに、 パイロット訓練飛行場の機能に一般旅客が使用できる空港として再出発を図るとしている。
 空港ターミナルとしてはいずれも全国初というCLTの屋根構造材採用と、 「ネット・ゼロ・エネルギービル」 の取り組みを実施し、 エコアイランド宮古島に相応しい施設を目指す。
 また 「空港から、 リゾート、 はじまる」 をコンセプトに掲げ自然の緑や光、 風を取り込むよう演出する。 敷地内にはレンタカー機能を整備する。
 同社は今年3月、 県と空港利活用事業で基本協定を締結した。 このほか、 FSO (北谷町) の 「下地島空港を活用した革新的航空パイロット養成事業」 も決定している。

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下地島空港旅客ターミナル施設の完成予想鳥観図 (三菱地所提供)

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安全祈願祭でくわ入れする (左から) 玉城、 妹尾、 谷澤の3氏=伊良部佐和田の下地島空港整備予定地

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