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「十五夜」各地で豊年祭

 






2017/10/05 09時07分配信 - 文化・芸能 -

 旧暦8月15日の4日、 宮古各地で十五夜行事が行われた。 上区自治会の豊年祭は 「上区の獅子舞」、 うるか自治会の豊年祭では 「砂川のクイチャーと獅子舞」 が奉納され、 向こう1年間の豊作を祈願した。 会場には地域住民や観光客らが訪れ、 地域で継承されている伝統の奉納を見守った。 同日夜には狩俣自治会の豊年祭、 野原自治会のマストリャーなども行われ、 多くの人が訪れていた。
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 上区自治会 (喜屋武則吉会長) の2017年度共進会及び豊年祭は午後3時から上区構造改善センターで行われ、 地域住民多数が訪れ、 賑わった。 子牛共進会など農事部門で優秀な成績を残した農家を表彰したほか、 上区獅子舞保存会が 「上区の獅子舞」 (市指定無形民俗文化財) を奉納し、 向こう一年間の豊作を祈願した。
 上区の獅子舞は1890年代から受け継がれている地域の伝統行事。 12年度 「沖縄、 ふるさと100選」 にも認定されている。 2頭の獅子は地域の守護神として崇められ、 豊年祭では厄除けのため参観者に近づいて威嚇する場面もあり、 子どたちは興味津々で獅子舞に近づく姿も見られた。
 式辞では上区公民館の與那覇巌会長が 「上区はサトウキビや畜産、 野菜など城辺地区でも上位に入る。 今後も自治会発展のために頑張っていこう」 などと話した。

 砂川 (うるか) 自治会の豊年祭は、 午後4時過ぎから砂川構造改善センターと砂川神社で行われた。 シーサーあらす会の獅子舞、 女性と全員によるクイチャーを奉納し、 向こう1年間の無病息災と五穀豊穣を祈願した。
 同センター内の御嶽で神前に手を合わせたあとに豊年祭を開始。 シーサーあらす会の獅子舞に続いて、 女性たちがクイチーを奉納した。 中庭では男女が輪になり、 「ヒヤサッサ」 の威勢の良いかけ声を響かせながらクイチャーを踊った。 続いて砂川神社に移動し、 獅子舞の奉納に続き、 男女が輪になってクイチャーを奉納した。 周りでは住民らが奉納を見守り、 ともに豊年祭の雰囲気を楽しんでいた。
  「うるかのクイチャー」 は、 砂川部落独特のもので、 若い男女が昼間の労働から解放されて、 夜の一時を楽しく歌い踊る様子などを歌ったもの。 1990年、 旧城辺町の無形民俗文化財に指定されている。

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豊年祭の幕開けで伝統の獅子舞が披露された=上区構造改善センター

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向こう1年の豊作を祈願しクイチャーなどを奉納する住民たち=砂川神社

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