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危機感持って口蹄疫備え、実働演習

 






2017/03/10 09時05分配信 - 産業・経済 -

 宮古地域特定家畜伝染病防疫実働演習 (主催・県宮古農林水産振興センター) が9日、 平良山中のJA宮古家畜セリ市場などで行われた。 関係機関・団体が参加し、 口蹄疫の発生を想定して蔓延防止や早期封じ込めのための防疫作業、 消毒など一連の行動を訓練し、 それぞれの役割を確認した。 口蹄疫の発生が相次ぐ東アジアからの観光客が増加する中、 今年は100回を超えるクルーズ船の寄港が予定され、 特定家畜伝染病の侵入リスクに警戒を強めている。
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 この演習は宮古地域の近隣諸国での特定家畜伝染病の発生状況、 韓国や台湾、 中国からのチャーター航空便、 クルーズ船の就航など国際的な人や物の往来増加に伴う伝染病の侵入リスク増加を踏まえて実施。 発生時における初動防疫シミュレーションや実技訓練、 関係機関の役割確認などを通して実効性ある地域防疫体制の確立を図るもの。
 午後1時半から県宮古合同庁舎で開会式が行われ、 同センターの植田修所長が 「2010年に宮崎県で発生した口蹄疫では2350億円と甚大な被害が出た。 今年2月には韓国で口蹄疫が発生している。 チャーター便やクルーズ船の増加で特定家畜伝染病侵入の危険が高まっており、 水際での防疫に努めたい。 緊張感を持って訓練に取り組んでほしい」 とあいさつ。
 長濱政治副市長も 「本番では演習以上のことはできない。 演習をしっかりと頑張ってほしい。 口蹄疫が発生するアジアからクルーズ船は今年127回、 3年後は250回と増えていく。 時宜を得た訓練」 と関係者を激励した。
 演習には県出先機関、 宮古島市、 多良間村、 和牛改良組合、 JA、 農業共済組合、 また建設業協会宮古支部などが参加。 口蹄疫や防護服着脱などの講習を受け、 比嘉ロードパークで消毒ポイントにおける車両消毒の訓練を行った。 セリ市場ではウイルスの拡散防止を目的に発生農場の清掃や消毒を実施。 参加者は牛舎に消石灰を散布し、 竹ぼうきで隅々まで広げ、 動力噴霧器で天井や壁面、 柱の消毒を行っていた。

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口蹄疫の発生を想定した防疫実働演習で牛舎の消毒訓練を行う参加者=JA宮古家畜セリ市場

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