記事一覧

城辺比嘉自治会で旧二十日正月 新築家屋など厄払

 






2017/02/17 09時06分配信 - 社会・一般 -

 比嘉自治会 (砂川雅一郎会長) の 「旧二十日正月」 が16日、 比嘉地域総合施設などで行われた。 ことしで104年目を迎えた伝統行事では、 獅子舞がマーニの冠を被った住民とともに集落の繁栄と無病息災、 豊作を祈願。 昨年の祭り以降に新築した家屋や新たに購入した農機具などの厄払いも行われた。
続き
 祭りは午後3時頃から始まり、 砂川会長が行事の起源を説明した上で 「皆さんとともに地域の伝統を大切にし、 比嘉集落の発展を願って盛大に旧二十日正月を催したい」 とあいさつ。 比嘉民俗芸能保存会の獅子舞を先頭に住民たちが同施設を3周して払い清めた。 引き続き広場では獅子舞を囲んでクイチャーの巻き踊りが行われた。
 今年は新築1件、 リフォーム2件、 農機具や自動車などの新規購入は3件と例年より多くなったという。 このうち昨年4月に移住して新築した鳥海敏二さん宅では獅子舞が家の中まで入って厄を払い、 保存会には酒や料理が振る舞われた。 東京から妻みつさんの故郷比嘉にやって来た鳥海さんは 「感動でいっぱい。 人の温かさを感じている」 と喜んでいた。
 この日は西城小3年生も地域の伝統を学ぶ総合的な学習のため参加。 葉山孔明くんは 「初めは獅子舞にびっくりした。 怖かったけど触るとフワフワした。 一緒に踊って楽しかった」 と感想。 兄がホラ貝を担当した平良昴三郎くんは 「カッコよかった。 大きくなったら最初はホラ貝をやりたい。 その次は獅子舞をやりたい」 と話した。
 毎年参加している在沖比嘉郷友会の岡田行雄さん (87) は 「みんなの顔を見るのが楽しみ。 子どもの頃は舞台で村芝居をやるなど盛大で、 夜の部は月明りで見ていた。 19歳で島を離れるまで役者で出ていた。 村芝居は楽しかった。 映画もテレビもない時代。 一年で一番の楽しみだった」 と往年を振り返った。
 旧二十日正月は字有林の松木売却益をめぐる平民と士族の訴訟が和解したことを記念し、 1913年から旧暦1月20日に行われるようになった。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 16508-1.jpg
旧二十日正月で獅子舞に厄払いしてもらう新築家屋=城辺比嘉、 鳥海敏二さん宅

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加