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多良間村・岩手県宮古市、姉妹市村20周年祝う

 






2017/01/14 09時02分配信 - 催事・イベント -

【多良間】江戸時代末期の遭難船救済をきっかけに始まった多良間村と岩手県宮古市の姉妹市村締結から20周年の記念祝賀会が12日、 同村コミュニティ施設で行われた。 大勢の村民と宮古市からの訪問団が出席し、 交流の節目を祝うとともに今後も末永く友好が続くことを祈念した。 同市の山本正徳市長から伊良皆光夫村長に 「善宝丸」 の大漁旗が寄贈された。
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 1859 (安政6) 年11月10日、 江戸から岩手宮古に向けて出港した善宝丸は途中で大風に遭い、 76日間漂流の末に多良間島の高穴海岸へ漂着。 2カ月間、 島民の看護を受け無事に宮古へ帰ることができた。 この史実をもとに1976年には宮古市が報恩之碑を建立。 その後、 小中学生の相互訪問などが行われ、 96年に姉妹市村を締結した。
 祝賀会で伊良皆村長は 「年々交流の絆は深まっており、 児童生徒をはじめ教育や文化、 経済など様々な形で交流させてもらっていることに感謝したい。 北の大地と南の島の相互交流により、 両市村の活性化を図る意義深いもの。 20周年を契機に交流の絆がさらに大きく広がり、 限りない友情の輪が永遠に続いてほしい」 とあいさつ。
 山本市長は 「3度目の多良間訪問となるが、 いつも家族のように暖かく迎えてくれる皆さんと20周年を祝うことができ非常に嬉しく思っている。 距離は遠くても心の距離は近い多良間と宮古。 いつも海と空で、 心と絆でつながっている。 今後も特色を生かした交流を通じて相互発展が図れると信じている」 と話した。
 多良間村議会の森山実夫議長が「交流の絆を深め、先人たちが残した歴史を大事にして後世へ語り継いでいきたい」、宮古市議会の前川昌登議長(代読)が「この20周年を通過点として多良間と宮古との交流が30年、 40年と続くことを願っている」とそれぞれ祝辞を述べた。
 生徒を受け入れた多良間中の本村晃則校長は 「善宝丸は9600㌔漂流し、 フィリピン近くまで行き多良間に漂着したという。 色んなことが重なって奇跡が起こり、 今日のこの出会いがあるのは素晴らしく、 すごいこと。 この出会いを大事にし、 さらに絆が深まるよう願いたい」 と話した。
 舞台では多良間の児童生徒がエイサー、 宮古市訪問団が伝統芸能の 「宮古アイヤ節」 などを披露。 同市観光親善大使で演歌歌手の金澤美咲さんや民謡グループ群星の歌、 演奏が会場を盛り上げ、 互いに友好と親睦を深め合った。

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「善宝丸」の大漁旗を伊良皆村長に贈呈する山本市長 (右) =12日、 多良間村コミュニティ施設

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20周年記念祝賀会で 「宮古アイヤ節」 を踊る宮古市訪問団

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