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久貝勝盛さん日本自然保護大賞、サシバ保護評価

 






2017/01/13 09時05分配信 - 科学・環境 -

 日本全国で活躍する自然保護と生物多様性保全に貢献する取り組みを顕彰する公益財団法人日本自然保護協会 (亀山章理事長) の2016年度 「日本自然保護大賞」 の受賞者がこのほど発表され、 宮古島市元教育長で宮古野鳥の会顧問の久貝勝盛さん (74) =平良久貝=が、 特別賞の沼田眞賞に選ばれた。 「学校・地域・行政を巻き込み成功させたサシバ保護活動」 が評価されたもので、 県内の大賞受賞は初めて。
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 同賞は2014年、 日本で自然保護憲章が制定されて40周年という節目を記念して創設されたもので、 本年度で3回目。 顕彰を通して自然保護と生物多様性の保全をより積極的に推し進め、 自然と人の暮らしの調和のとれた地域や社会づくりを推進することを目指している。 本年度は応募のあった124件のうち、 部門別と特別賞含め全国8個人・団体・企業が受賞する。 表彰式及び受賞記念シンポジウムは2月19日、 東京都内で開催される。
 特別賞 「沼田眞賞」 は、 生態学者として自然保護の重要性を科学的に説き、 同協会長として自然を守ることの大切さを訴え、 日本の自然保護を国際的な水準に高めた同氏をたたえ、 その志を未来に伝えていくことにふさわしい活動に贈られるもの。
 久貝さんは受賞について 「沼田先生にちなんだ受賞は嬉しい。 40年以上にわたる活動は、 地域や学校、 行政の協力、 さらには宮古野鳥の会のバックアップのおかげ」 と感想を述べるとともに、 「サシバ保護活動の成功は世界に誇れるものだが、 何よりも子どもたちに対する環境教育がいかに大切かを感じた。 今後もサシバだけでなく自然保護のために活動していきたい」 と述べた。
 久貝さんは1974年の宮古野鳥の会創設に携わり、 第2代会長を11年間務めた。 この間、 国際保護鳥のサシバの飛来数調査や伊良部島の子どもたちを対象にした講演などを実施。 また、 日本鳥類保護連盟専門員、 県立博物館学芸員、 市総合博物館長を歴任。 元宮古高校長。 旧平良市と宮古島市の教育長を務めた。 2012年に野生保護功労者表彰で環境大臣賞受賞。
 宮古野鳥の会の仲地邦博会長は 「沼田賞の受賞はすごいこと。 久貝さんのサシバ保護を引き継ぎ、 今後は繁殖地の栃木県などや越冬地のフィリピンとも連携して取り組めるようがんばりたい」 と語った。

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日本自然保護大賞の特別賞・沼田眞賞を受賞する久貝勝盛さん=平良久貝の自宅

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