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宮古吐水槽、野原に建設~地下ダム事業

 






2016/10/28 09時07分配信 - 政治・行政 -

 大規模地下ダムを水源とする国営かんがい排水事業 「宮古伊良部地区」 は、 2023年度完了に向けて工事が着々と進められている。 上野の野原岳で建設されている宮古吐水槽はこのほど、 円形に組まれた足場が周辺からも確認されるようになっている。 本年度では伊良部島側の牧山ファームポンドが着手されているほか、 引き続き用水路工事などが実施されている。
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 吐水槽は円筒型タンクで、 規模は貯水量が1万5620㌧。 直径は36・5㍍、 高さは15・5㍍。 屋根はアルミニウム合金製のドーム型となる。
 城辺の仲原地下ダムから取水された地下水は送水管を経ていったん吐水槽に貯められ、 伊良部大橋を含む導水路を通って牧山ファームポンドに送られる。 吐水槽から牧山までは高低差を利用して自然流下させるという。
 本年度事業費は前年度比2億円増の32億円。 総事業費523億円のうち、 15年度末までに168億9000万円を実施しており、 進ちょく率は32・3%となっている。
 事業では、 宮古島側で城辺の仲原 (貯水量920万㌧) と保良 (同160万㌧) に2カ所の地下ダムを築造するほか、 吐水槽と送水管などを敷設する。 伊良部島側は牧山ファームポンドに加え、 仲地副貯水池 (掘り込み式、 貯水量30万㌧)、 導水管などを整備する。 両島での用水路延長は55㌔、 牧山などの加圧機場は5カ所となっている。 受益面積は宮古島・来間島7805㌶、 伊良部島1351㌶の計9156㌶。
 一方、 既存の地下ダム関連施設の埋設管などの破損などに対応する国営応急対策事業 「宮古地区」 が17年度概算要求に盛り込まれている。

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伊良部島に地下水を送水する前に貯水する宮古吐水槽の建設現場=上野の野原岳

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