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50年の感謝を込め 湧川夫妻 サプライズ金婚式

 






2016/08/16 21時04分配信 - 健康・暮らし -

【多良間】湧川朝教さん (79) と和子さん (69) 夫妻の金婚式が14日、 同村仲筋の湧川畜産牛舎で行われた。 子ども8人を育て、 現在は孫25人にひ孫2人。 半世紀にわたって家族を育んできた父母に感謝を込め、 畜産農家らしい演出も織り交ぜながら盛大に祝った。
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 「金婚式の記念にウエディングドレスで写真を撮ろう」 │。 和子さんが牛舎に連れて行かれるとそこは祝宴の会場に。 大勢の子や孫、 ひ孫たちがバラの花を1本ずつプレゼントして花束にして贈り、 湧川さんが最初に馬の蹄鉄を打つ仕事をしていたことから、 家の金庫にしまってあった蹄鉄を指輪に仕立てて交換。 牛たちも角にハイビスカスを飾り整列して祝福した。 盛大なサプライズ企画に2人は感激した様子だった。
 同畜産を継いだ息子の農さんは 「父さん、 母さん、 兄や姉が築き上げた財産を大きくし、 父母の名に恥じないような人間になりたい。 父さんには一年でも一日でも長生きして孫やひ孫たちを応援してほしい」、 嫁の多絵さんも 「2人が歩んできた50年の道のりは簡単なものではなかったと思う。 私たちも金婚式を迎えるまで兄弟姉妹、 孫たちがいつでも多良間に遊びに来られるよう家を守っていきたい」 とそれぞれ言葉を贈った。
 朝教・和子さん夫妻は6畳半の小さな家で子どもを育て、 朝から晩まで寝る間も惜しんで働き、 やがて大きな家を建て畜産業の規模も拡大していったという。 金婚式を記念して牛舎には蹄鉄で飾った壁画を作り家族一人一人が手形を押した。
 和子さんは 「きょうは家でゆっくり休んでほしいと言われていたので、 まさかと思った。 子どもたちが協力して考えてくれたプレゼント。 一生の宝物」 と喜びと感謝の気持ちを示し、 「結婚当時は食べるものがなくて、 空の鍋を畑に持っていって野草を取って食べたのが思い出。 結婚の幸せは 『我慢と工夫と健康』 の三つが揃わないとできない。 次は100歳の時にみんな集まってほしい」 と話していた。

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子や孫、 ひ孫に囲まれて金婚式を祝った湧川朝教・和子さん夫妻 (中央) =14日、 多良間村字仲筋、 湧川畜産

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家族たちの花道で結婚50周年を祝われる湧川朝教さんと和子さん

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