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タクシー初乗り510円へ、運賃改定に理解求める

 






2016/07/13 09時07分配信 - 産業・経済 -

 沖縄県ハイヤー・タクシー協会 (湖城秀實会長) は県内離島地区のタクシー運賃改定に向けて12日、 宮古島市の利用者や事業者、 関係機関等との懇談会を行った。 同協会では物価上昇に伴う費用増加、 レンタカーや運転代行業との競合による収益低下などから 「非常に厳しい」 状況として理解を求めた。 初乗料金は普通車で510円に値上げする。 沖縄総合事務局運輸部では9月初旬からの実施になると見通している。 離島地区の運賃改定は2008年以来。
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 今回の改定では、 現行の小型車と中型車を統合して普通車として、 運賃の上限を初乗料金が510円 (小型430円、 中型460円)、 加算額が302㍍80円 (小型365㍍60円、 中型291㍍70円) を提示。 改定後は宮古空港から市役所平良庁舎は現行1210円から1790円、 東平安名崎は3610円から5630円、 ドイツ文化村は1510円から2270円になると試算している。 下限に関しては現在調整中。
 宮古島観光協会会議室で行われた懇談会には市役所、 市婦人連合会、 商工会議所、 ホテル組合、 観光協会、 宮古島警察署が参加。 湖城会長は 「タクシーは公共交通機関として県民や観光客に利用してもらっているが、 長引く不況や社会環境の変化などから経営努力だけでは困難な状況にあり、 値上げすることになった。 改定を機にさらなるサービス向上につなげたい」 とあいさつ。
 タクシー業界が抱える課題として▽長引く経済不況、 社会的需要の変化▽インフレによる物価の高騰に伴う車両整備、 環境整備に関する費用増加▽レンタカー車両の増大による利用者の減少、 営業収入の低下▽運転代行業の普及などによる利用者減少、 営業収入の低下▽不安定な燃料価格│などを挙げている。
 同協会宮古支部の豊見山健児支部長は 「運賃改定を機に様々な改善事業に取り組みたい。 特に苦情に関しては原因や経緯を確認して乗務員教育を徹底して再発防止に努めたい」、 下地隆之副支部長は 「運賃改定を機に 『宮古のタクシーは良くなった』 と言われるよう満足度を向上させたい。 利用者や観光客から愛され、 移動や観光をすべて任せてもらえるようしっかりと対応したい」 とそれぞれ理解を求めた。
 出席者からは運転免許を自主返納する高齢者のタクシー利用増加が予想されることから割引の有無などについて質問があった。

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地元の利用者や関係者と運賃改定について話し合う県ハイヤー・タクシー協会=宮古観光協会会議室

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