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航海安全と豊漁を祈願 旧歴5月4日爬龍船競漕

 






2016/06/09 09時07分配信 - 催事・イベント -

 旧暦5月4日の 「ユッカヌヒ―」 の8日、 宮古各地の漁港や海岸などでは海神祭 (ハーリー) が行われた。 漁師らが爬龍船に乗り込み、 「ゴーヘイ」 と威勢の良い掛け声とともに競漕し航海安全と向こう一年豊漁を祈願した。 また地域の児童や生徒、 青年、 婦人会など住民らも駆けつけ様々な余興やイベントに参加し祭りを盛り上げていた。
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 この日は伊良部漁業協同組合、 久松ハーリー実行委員会、 布干し堂船主組合、 池間漁業協同組合、 西原自治会、 狩俣自治会、 島尻自治会が主催する海神祭と多良間島の海神祭が各地域の漁港や海岸で行われた。
 このうち伊良部佐良浜の海神祭は午前8時30分ごろから佐良浜港で行われた。 主催者である伊良部漁業協同組合の漢那一浩代表理事組合長の開会宣言で始まり、 関係者たちによるお神酒奉納や来賓たちがそれぞれ祝辞を述べた。
 あいさつで漢那組合長は 「先輩たちが築きあげてきた佐良浜恒例の海神祭を今年も迎えることが出来て嬉しい。 来年は新たな施設で海神祭が実施できると思う。 今日のハーリーで向こう一年の大漁を祈念し、 きょう一日中大井に楽しもう」 などと述べた。
 宮古島市の下地敏彦市長 (代読) は 「水産業を取り巻く環境は厳しい状況が続いているが、 市では今年、 伊良部漁協の荷捌き施設の建て替えに着手する。 来年のハーリーの頃には佐良浜港の漁業環境、 集落環境は大きく改善されていると思う。 きょうのハーリーが盛大に開催されることで航海の安全と豊漁を祈念する」 と祝辞を述べた。
 引き続き行われたアトラクションでは佐良浜小、 中の児童生徒らがかわいらしい踊りや勇壮な演舞を披露したほか、 地域の老人クラブや婦人会なども余興を披露し海神祭に花を添えた。
 爬龍船競漕は池間添と前里添の各分会に分かれて行われ、 参加者たちが 「ゴーヘイ」 との勇ましいかけ声を港内に響かせながら息の合ったカイさばきで爬龍船を漕いだ。 また、 同地区恒例の 「オーバンマイ」 には地域住民だけでなく観光客らも訪れ、 漁師たちが船上からカツオの切り身を豪快に振る舞うとビニール袋などを使いキャッチし大喜びしていた。
 12日には高野、 浦底、 荷川取、 19日は大神で海神祭が執り行われる。

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「ゴーヘイ」 と威勢の良い掛け声とともに一斉にスタートする爬龍船レース=佐良浜港

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