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宮古病院脳神経外科の福田医師、脳血管内治療説明

 






2016/05/14 21時04分配信 - 健康・暮らし -

 今年4月から県立宮古病院の脳神経外科に赴任してきた医師の福田健治さん。 福田さんは全国に260人 (県内3人) しかいない脳血管内治療専門医指導医として宮古だけでなく先島地区の脳血管内治療を行っている。
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 血管内治療とはカテーテルやコイル、 ステント等を用いて血管の中から治療する方法で太ももにある大腿動脈などから1㍉以下のカテーテルを入れ脳動脈瘤の塞栓術等を行う。 対象疾患として脳動脈瘤や脳腫瘍、 血管奇形、 脳梗塞などとなっている。 同治療の特徴として▽頭を切らない▽傷が小さい▽脳の深部でも到達が可能▽手術時間が早い▽リハビリ開始が早い―となっている。
 福田さんは血管内治療について 「開頭手術に比べて患者の身体的負担が圧倒的に少ない。 宮古島に訪れた観光客がもし対象疾患になった場合でも経過が良ければ早い段階で地元に戻ることも可能になると思う」 とメリット説明した。
 また、 「現在は宮古病院では血管内のカテーテルの機械などは本土から良いものを持ってきているが血管撮影装置はまだまだ旧式。 最新の血管撮影装置 (DSA) は高分解能、 被ばくの低減、 撮影スピードの向上するため、 患者さんへのメリットとして、 こうした最新の装置の導入も必要だと思う」 と強調。 「こういった装置を導入することにより、 宮古八重山諸島のほぼすべての脳血管内治療対象疾患をカバーできると思う」 と話した。
 福田さんは13日に宮古病院で行われた 「脳神経外科懇話会2016in宮古島」 で血管内治療についての会見を行った。 また、 福岡大学医学部脳神経外科の井上亨教授が 「進化する脳動脈瘤治療~福大病院での8年間1000例の治療経験から~」 と題し講話したほか、 同大学脳卒中認定看護師の山田由季子さん、 同大学病院リハビリテーション部の百武光一さんもそれぞれ講話した。

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最新の血管撮影機材の早期導入の必要性について話す福田さん=13日、 宮古病院

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