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クジャク累計1000羽駆除、新たな対策が必要

 






2016/03/18 09時05分配信 - 科学・環境 -

 観賞用として持ち込まれたものの野生化して特定外来生物インドクジャクの有害鳥獣捕獲数が、 2015年度までの7年間累計で1千羽を超えたことが、 市みどり推進課のまとめで分かった。 クジャクは伊良部地区も含めた宮古島市全域で生息が確認されているが、 警戒心が強い上に活動範囲が住民生活と重なることから駆除も難しく、 八重山で成果を上げているとされる卵捕獲など新たな対策が求められている。
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 クジャクの捕獲は07年度にはじまり、 県猟友会宮古支部による銃器使用で9年間で市事業として累計1113羽を駆除した。 15年度は3月上旬までに127羽となっている。 このほか、 有害鳥獣ではハシブトガラスが12年度からの4年間で502羽、 イノシシは11年度からの5年間で7頭となっている。
 年平均の駆除数は123羽だが、 同支部の自主的な捕獲も含めるとその数は200羽以上に上るといわれている。 生息数は推定で300羽ともいわれるが、 繁殖力が強いことからさらに増えている可能性があるとの指摘もある。
 宮古野鳥の会の仲地邦博会長は、 クジャクによる農作物の被害だけでなく、 「特に爬虫類を好んで食べているようだ。 ミヤコカナヘビ、 ヒメヘビ、 キシノウエトカゲなど貴重な種類が減少すると、 生態系に大きな影響を及ぼす」 と指摘した。
 仲地会長は、 猟友会による駆除を評価する一方、 「八重山地域では犬を使って巣を探し、 卵捕獲で成果を上げており、 宮古島市でも検討してほしい」 と市の対応を求めている。

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野生化して繁殖し各地で確認されているインドクジャクの群れ=宮古島市内 (仲地邦博氏撮影)

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