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胸骨圧迫・AEDそして勇気、心肺蘇生法PUSH講習

 






2015/12/19 21時01分配信 - 健康・暮らし -

 心肺蘇生法による救急救命措置をより身近に、 誰でもできるよう普及を目指すPUSHコースの講習会 (主催・沖縄PUSHネットワーク) が19日、 県立宮古病院で行われた。 心肺停止からの救命率を高めるため胸骨圧迫 (心臓マッサージ) とAED (自動体外式除細動器)、 さらに救命措置を実行する 「勇気と判断」 に主眼を置いた入門編で、 講習内容は子どもから大人まで 「誰でも、 短時間に、 簡単に」 学べるようになっている。 宮古では初めての開催となり、 この日は介護ヘルパーや養護教諭、 スポーツ指導者らが受講した。 同ネットワークでは希望があれば講習開催に対応していく。
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 PUSHコースは全国各地でAEDの設置が増えてきたものの、 実際に活用されることで救命率を高めようと、 心肺停止に陥った傷病者の近くにいる人が 「心肺蘇生を始めるべき状態であると認識し」 「有効で絶え間ない胸骨圧迫を行い」 「AEDを正しく安全に使う」 ことに注目し、 年齢を問わず短い時間で簡単に学べるように考案された。 県内では一昨年から同ネットワークが取り組んでおり、 ことし10月に改正された心肺蘇生法の国際的なガイドラインでも、 教育コースとして広めることの重要性が盛り込まれた。
 宮古で同コース開催を担当する県立宮古病院家庭医療センターの鈴木全 (じゅん) 医師は 「全国にAEDはたくさんあるが、 残念ながら十分には使えてない。 心肺蘇生で有効なのは胸骨圧迫、 AEDを正しく使うこと。 人工呼吸は難しいという人も多く、 優先すべきはシンプルに心臓マッサージを続けること」 とその必要性を強調。
 コースは約1時間と学校の授業時間に収まる内容となっており 「入門コースと考え、 さらに勉強したい人は消防の救命講習を受ける。 広く一般の人に知ってほしい」 と呼びかけた。
 講習では同ネットワークの儀間辰二さん (浦添総合病院救急救命センター) が、 同コース専用の講習セットを使って指導。 「とりあえず胸骨圧迫をすれば救命率は上がる。 大切なのは最初に大声で助けを求めて人を集めること」 と話した。 実際の胸骨と同じ堅さの模型を使い、 救急車が到着する平均8分30秒の間、 マッサージを続けようとしたが、 予想以上に体力を使うため、 受講者たちは助けを呼び集めることの重要性を実感していた。
 同コースの受講申し込み先は沖縄PUSHネットワークにメールで問い合わせる (okinawa-pueh@jin-aikai.or.jp)。

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PUSH講習会で胸骨圧迫の練習に取り組む参加者たち=県立宮古病院

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