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自立と社会参加を後押し、うつ病デイケア開講

 






2015/07/03 09時03分配信 - 健康・暮らし -

 宮古島市 (下地敏彦市長) の 「うつ病デイケア」 が1日から、 下地保健福祉センターで開講した。 うつ病改善の効果が高いとされる集団認知行動療法 (CBT) などを中心に講座やリハビリテーションを行っていく。 昨年に続いて2回目となるが、 今回は就労支援講義も取り入れている。 宮古ではうつ病の回復や支援に関する社会的受け皿が少なく、 患者は増加傾向にあるため自立や社会参加、 生活の質向上などを目的に開催されている。
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 デイケアの対象はうつ病、 躁うつ病 (Ⅱ型) で通院中の人が対象。 第1期は7~9月、 第2期は12~2月と年2回開かれる。 県内でも自治体が主体となってデイケアを実施するのは宮古島市のみ。 精神保健福祉士によるCBT、 県立宮古病院医師による講話、 健康運動指導士によるストレッチ、 アルコール講話、 書道、 グループミーティングなどが行われる。
 CBТは 「現実の受け止め方、 ものの見方」 など認知に働きかけて気持ちを楽にする心理療法のひとつ。 気分を把握して否定的な思考、 行動を前向きに修正していくことで、 うつ症状の改善や回復後の再発防止、 新たな前向きな対処行動の確立を目的としている。
 初日は同市障がい福祉課精神保健福祉士の波名城翔さんが、 デイケアの目的について 「一人一人がうつ病から回復するための思考や行動を修正することを学ぶ場」 と説明し、 「CBTをやることで着実に回復に向かっていく。 学んだことを生活の中に定着させてほしい」 と呼びかけた。
 受講者は、 1日の気持ちを数字で示し、 気分に影響を与えた出来事をメモする 「日常の気分グラフ」 に取り組んだ。 自分を客観的に見るトレーニングで、 段階的にプログラムを進めて落ち込みを防ぎマイナスをプラス思考に修正・強化することを目的にしている。

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うつ病デイケアでCBTについて講義する精神保健福祉士の波名城さん=下地保健福祉センター

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