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サンゴの状態は良好、八重干瀬でリーフチェック

 






2015/06/17 09時01分配信 - 科学・環境 -

 NPO法人宮古島海の環境ネットワーク (春川淳代表) は15日、 池間島北東沖の八重干瀬でサンゴの定点調査 (リーフチェック) を行った。 前年に続いて2回目の調査となるが、 サンゴは比較的良好な状態で多様性にも富んでいたという。 ただ浅い部分で少なくなっており、 今のところ詳しい原因は不明だが、 今年5月の台風6号の影響ではないかと推測している。
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 調査は八重干瀬の通称アカズミジュキで行われた。 参加した水産学博士の梶原健次さんは、 サンゴの被度 (海底面に占める生きたサンゴの面積割合) が水深10㍍で61・2%、 水深3㍍で48・9%だったことから 「一般的に被度50~75%で比較的良好とされている。 枝状、 テーブル状のミドリイシが中心だったが、 それ以外の種類もたくさん見られ、 種の多様性に富んでいた」 と述べた。
 前年5月27日の調査と比較して水深10㍍ではほぼ変化がなかったが、 水深3㍍では11・1ポイント低下しており、 梶原さんは 「オニヒトデや白化現象は確認されず、 特に大きなかく乱の痕跡も認められなかったため、 はっきりとした原因は分からないが、 浅い所だけ下がったので台風6号の影響があったかもしれない」 と分析。 「今後も調査を長期間継続することにより、 サンゴ礁生態系の状態・変化をトレンドとして把握、 評価していきたい」 と話した。
 リーフチェックは地球規模のサンゴ礁調査として1997年から世界各地で実施。 調査結果はサンゴ礁を中心とした海の自然環境保護に寄与することを目的に活動するNGOコーラル・ネットワークに提供され、 ホームページで閲覧することができる。

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サンゴの調査を行うダイバーたち=15日、 八重干瀬のアカズミジュキ (宮古島海の環境ネットワーク提供)

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