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高齢者の自殺多く 医療保健協、うつリスク予防を強調

 






2015/02/27 09時04分配信 - 健康・暮らし -

 2014年度宮古地区保健医療協議会が26日、 県宮古福祉保健所で行われた。 同保健所が実施した宮古島市における自殺の現状について報告され、 80代以上が突出するなど高齢者の割合が高く、 動機の中でも多いうつ病を防ぐため地域活動の参加や社会的役割、 生きがいづくりなどの必要性が指摘された。
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 近年の自殺者数は年間10~20人台で推移しているが、 年代別の割合を見ると全国や沖縄県と同様50代が最も多いが、 80代以上が国・県の10%以下に対して15%余と高いのが特徴。 原因・動機では 「健康問題」 が41・3%と最も多く、 その内訳は 「身体の病気」 29・0%、 「うつ病」 25・8%と多くを占めている。 高齢者の自殺について 「身体的、 精神的な苦痛、 将来への不安、 近親者の喪失体験と孤立、 役割の喪失感などが大きな原因」 と分析した。
 地域別に実施した健康度チェック調査 (11年) によると、 うつ病リスクとして 「生きがいがない」 「90歳以上」 「施設入居で生活している」 「社会的役割が低い」 「買い物の外出頻度が週1回未満」、 地域活動不参加」 などが浮上した。
 対策として 「高齢者福祉機関やサロン、 老人クラブ、 婦人会など地域住民活動で健康にいきいきと暮らせる地域をつくり、 うつリスクとなる地域活動や社会的役割、 生きがいづくりにアプローチして自殺を予防していく」 と報告した。
 また、 県の第6次保健医療計画概要が説明され、 うつ病や認知症の増加から疾病項目に精神疾患が追加されたという。 この中で宮古圏域の疾病状況が報告され、 月平均入院患者数では呼吸器系と消化器系が突出して多く、 「タバコとアルコールに関係している」 と指摘された。

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宮古の自殺の現状などについて報告が行われた地区保健医療協議会=県宮古福祉保健所健康増進室

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