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水難死亡事故受け、砂山ビーチで注意喚起

 






2014/08/16 09時07分配信 - 社会・一般 -

 市内平良の砂山ビーチで水難事故2件が発生し計4人が死亡したことを受け、 宮古島市水難事故防止推進協議会の理事会 (理事長=平良哲則生活環境部長) が15日、 市役所平良庁舎で行われ、 同ビーチに注意喚起の看板設置などを確認した。 監視員の配置が可能なのか意見が出たが、 市関係者は公的な指定海水浴場ではないことなどから現状では置く考えがないとの認識を示した。 水難事故が多発すれば観光的なマイナスイメージだけでなく、 行政の安全対策に関して問題提起されることもあり得るとの指摘もあった。 また宮古島警察署は同日、 事故発生と注意を呼びかける掲示板を設置した。
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 砂山ビーチでは先月10日に神奈川県から観光で訪れていた49歳と50歳の男性2人がシュノーケリング中に溺れて死亡。 14日には東京都から訪れていた39歳の女性2人が水難事故に遭って死亡した。
 理事会は午後3時から行われ、 平良部長が 「水難事故で4人の尊い命が奪われる異常事態。 宮古島市は観光地として力を入れている以上、 早急な対応が必要となっている。 潮の流れや地形を調査し、 危険箇所の指定が必要ではないか。 皆さんの意見を聞き水難事故の防止に反映させたい」 とあいさつした。
 注意喚起の看板は市の予算で来週にも設置する予定。 理事からは県内でシュノーケリングによる水難事故が多発していることから、 その危険性や注意点などを盛り込むよう求められた。 宮古島署は同日午後、 同ビーチ入口に掲示板を設置し、 事故の発生に加えて遊泳時の注意点としてライフジャケットの着用や飲酒をしない、 1人で泳がない、 深みに気をつけるよう呼びかけている。
 重大事故の続発に理事からは 「監視員かライフセーバーを設けられないか」 と質問があったが、 市の担当者は同ビーチが公的に指定された海水浴場ではないため 「以前は一時置いていたが、 それは考えていない」 と答えた。 現在、 市内で県から指定を受けた海水浴場は宮古島東急リゾート前の海岸のみだという。
 県関係者は 「市が駐車場やトイレなど観光客を呼び込む施設を設置しているなら、 ビーチの管理は市がやるべきと認識してほしい」 と指摘。 他の理事からは 「今後も観光客は増える一方だが、 毎年水難事故が起こればマイナスイメージになるだけでなく、 市の安全対策に問題提起する人も出てくるかもしれない。 水難事故が起きない宮古を作っていく必要がある」 と提言もあった。

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砂山ビーチでの事故を受けて開かれた水難事故防止推進協議会の理事会=市役所平良庁舎

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水難事故の発生を知らせ注意を呼びかける宮古島警察署の掲示板=砂山ビーチ入口

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