沖縄周辺でよく見られる3色のウスエダミドリイシ(左から茶、黄緑、紫)=沖縄科学技術大学院大学提供
海水温の上昇でサンゴが白化、死滅することが世界的に問題となる中、高温への耐性がサンゴの色によって違いがあることが22日、沖縄科学技術大学院大学(=OIST)の研究で分かった。研究チームによると、3色の種類がある「ウスエダミドリイシ」で黄緑色、紫色、茶色の順に耐性が高く白化しにくい。遺伝的要因による色の違いで、サンゴが温暖化に耐性を示す可能性があると22日付の科学雑誌「G3:Genes/Genomes/Genetics」に掲載された。[全文記事]